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リレー式半加算器を作る

はじめに

リレーを使用して4bitの2進加算器が作りたくなったので、まずはリレーで半加算器を作りたいと思います。

リレーとは?

リレーとは上図のような形をしており、外部からの電気信号を受け取り、電気回路のオン/オフや切り替えを行う部品です。

詳細は下記のオムロンのサイトが参考になります。

リレーとは?:基礎編 基礎知識をわかりやすく解説 | オムロン電子部品サイト - Japan
リレーの定義、種類と分類、構造と原理、特長と動きについてわかりやすく解説。

今回使用したリレーは秋月でも売っている941H-2C-5Dです。

半加算器

半加算器とは、aとbの2つの入力に対して下表の関係が成り立つものです。
sは計(sum)、cは桁上げ(carry)で、aとbの2進数の加算の結果を表します。

これを論理式で表すと以下のようになります。

\begin{eqnarray*}
s & = & \bar{a}\cdot b+a\cdot\bar{b}\\
\\
c& = & a\cdot b
\end{eqnarray*}

今回は、2回路のリレーを使用するので、半加算器を作るにはリレーは2つ必要です。

配線図

配線は上図のようになります。電池3個使用なので4.5Vとなります。

動作確認

上図がリレー式の半加算器の配線例です。
後で4ビット加算器を作るので、今回スイッチとLEDはブレッドボードです。

動作は動画で確認ください。

まとめ

リレーを2個使用して半加算器を作りました。

次回はリレーで全加算器を作ります。

参考文献

・リレー式半加算器の製作
http://gijyutucom.xsrv.jp/main/archives/2074

・論理回路入門

・ゼロから学ぶディジタル論理回路

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